釣ったお魚の持ち帰り方法
ここだけの話・・・実は、38KEN イタリアンシェフ22年のキャリアの持ち主でした。
釣った魚をおいしく食べる為には、ちょっとしたコツがあります。
ただし、釣った魚を全部が全部おいしく持って帰るのはちょっと無理があるのです。
そこで、今日おいしく食べたいと決めた魚だけを別扱いします。
- 釣ったら直ぐに〆る。 〆方は、こちら
※ スカリ内で泳がすとストレスがかかるので厳禁! - 〆たあとは延髄にそって走る神経を抜きます。
※ 金串(丸)などを利用して脊髄に差し込みグリグリ・・・
神経抜きのやり方はこちら - これからが本番です。!!
バッカンに海水を汲み魚を入れて、完全に血抜きをします。
水を入れ変えながら、10分から15分程度きれいに血抜きします。 - ギンギンに冷えた潮氷り水に15分ぐらい漬け込みます。
- 魚と氷が、クーラーでくっつかないように注意してください。
※ とけた氷の水に触れた魚はかなり食味が落ちます。
魚には絶対に荷重をかけないようにしてください。
ビニールに入れた氷の上にビニールに入れた魚を乗せる。
私の場合は70リットルのクーラーで、鯛クラスの大きさ3匹と青物1本が限界です。
煮る焼くのお魚は、氷と魚を別々の袋に入れるぐらいの状態の気の使いようで済ませます。
これぐらいの感覚で大切に扱った魚は、自宅に持ち帰っても死後硬直せず、
お刺身にしたときに本当にプリプリの状態でおいしいですよ!
ただ全ての魚を全部このような処理、なんてのは無理な話ですので、
お刺身で食べると決めた分だけでも、試してみて下さい。
欠点は大量に氷を消費するので、氷代が馬鹿にならないことです。
魚をもっとおいしくする保存方法
このような処理をした鯛を3枚に下した後に、
ジプロックに入れて袋の端にストローを差し込んで吸引し、できるだけ密封してから
チルドルームで1週間近く寝かせた後にお刺身で食べてみてください。
アミノ酸効果で本当に美味しいと私は思います。家庭用の真空機でもあれば最高ですね!
●魚を美味しく寝かす、私なりの期間(刺身として)
鯛=1週間、青物=3日、シマアジ=2日、石鯛=3日
私は白ネギのみじん切り(小さじ1)とお醤油(大さじ2)の組み合わせが
青物なんかには大好きです。(九州風)
釣った魚の〆方
・・・現在準備中です・・・
近日公開予定ですのでしばらくお待ちください。
神経抜きのやり方
・・・現在準備中です・・・
近日公開予定ですのでしばらくお待ちください。